何もしていないわけじゃないけど

何もしてないうちに2020年が終わっていくような気持ちに

まだ少し囚われている

決して

何もしてないわけじゃないけど。

見たくないものを見なくてはいけなかった

すごく辛かった

逆に

見えていなかったものを見ることができた

すごく温かかった

“今まで通り”って

何を指すかわからないけど

“今まで通り”はもう来ない

新しい世界に向かって行ってるんですね

地球は、私たちを乗せて。

皆さんにとってはどうだったのでしょうか

2020

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写真は

黒崎の鼻

という神奈川県三浦市にある景勝地

目的地に近付くにつれて

この先に路があるのか？

という不安が襲うほどの

ザ・自然100%

背丈より高い草木をかき分けて

子供の時以来の冒険のようで。

不安の先に待っていたのは絶景

騒音は一つも無くて

波の音

鳥の鳴き声

なんだか生きた心地が蘇る

ずーーーーーーーっと

頭を空っぽにして

夕陽が沈んでいくのを眺めた

なんて贅沢な時間

夕陽の真っ赤っ赤が乗り移ったのかと思うほど

目頭が熱くなって

何かが込み上げた

真っ赤っ赤は一瞬で

すぐに暗くなったと同時に

妙に静かになった気がした

+++++++

高校生の時

舞鶴から小樽へのフェリーからも

同じような景色と気持ちがあったのを思い出した

日々の中で出逢う

ミニマムなのにマキシマムな

美しさ

幸せ

感謝の気持ち

とかって

意識してもなかなか噛みしめられないというか。

毎日それらを大袈裟に賛美していては

大変な事になるけれど

リマインドさせてもらえる事があるのがありがたく

大事にしなきゃ

って思った。

黒崎の鼻の冒険

しかり

言ってしまえば

コロナもだ。

2020

本当に

お疲れ様でした

ありがとうございました

どうか

新しい世界の芽が

明るく育っていきますように。

Maryne